感想とメモ - すぐわかるオブジェクト指向Perlの第二章を読んだ

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感想

二章では参照について学ぶことになります。Perlの参照とはリファレンスのことです。Perlを始めたはいいけどリファレンスがなあ・・・と思っている人にはこの章から始めたら良いと思います。Perlの参照とはなんぞやということを$(スカラー変数)を利用してとことん。超具体的に、そして、ユーモアあふれたフレンドリーな文章で説明しています。リファレンスが苦手と思う人でも、この第二章なら、いっきに読んでしまうことが可能です。

メモ

この章で学べること一覧

・リファレンスとは何か
・リファレンスのデリファレンス
・デバッガーを使ったプログラムのステップ実行
・名もないスカラー〜無名スカラー リファレンス〜

リファレンスを使った加算プログラム

$age = 14;

$refAge = \$age;

$deref = $$refAge;

++$$refAge

$$refAgeは$ageのデータを見ているので、++$$refAgeをすると、$ageに1加算される。$derefは$ageのデータを渡しているだけ。なので、$ageは15になり、$derefは14となる。

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用語

  • リファレンス
    • データを指すデータ
    • \を使うとデータを指すデータが手に入る
      • $xのリファレンスは\$xで手に入る
  • デバック文字列
    • リファレンス変数をprintすると得られる文字列
      • SCALAR(0x1824408c)
  • デリファレンス
    • リファレンスが指すデータを調べること
    • $$で調べることができる
      • $xのリファレンス変数$ref_xを$$で、デリファレンスすると$xのデータが手に入る
  • リファレント
    • リファレンスが指し示すデータのこと
  • 無名スカラーリファレンス

Perlバッカーを使うには#! /bin/perlの次に-dをつけるとデバッカーが起動する。#! /bin/perl -dのようにする。 sでステップ実行、xで式を評価、qでデバック終了


ref関数。Perlは「ある変数がリファレンスかどうか」を知っている。それを調べる関数。リファレント変数$ref_xを調べると、SCALARと文字列が返ってくる。

すぐわかる オブジェクト指向 Perl

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