感想とメモ - すぐわかるオブジェクト指向Perlの第二章を読んだ
- すぐわかるオブジェクト指向Perlの第一章を読んだ
- すぐわかるオブジェクト指向Perlの第二章を読んだ←今ココ
- すぐわかるオブジェクト指向Perlの第三章を読んだ
- すぐわかるオブジェクト指向Perlの第四章を読んだ
- すぐわかるオブジェクト指向Perlの第五章を読んだ
感想
二章では参照について学ぶことになります。Perlの参照とはリファレンスのことです。Perlを始めたはいいけどリファレンスがなあ・・・と思っている人にはこの章から始めたら良いと思います。Perlの参照とはなんぞやということを$(スカラー変数)を利用してとことん。超具体的に、そして、ユーモアあふれたフレンドリーな文章で説明しています。リファレンスが苦手と思う人でも、この第二章なら、いっきに読んでしまうことが可能です。
メモ
この章で学べること一覧
・リファレンスとは何か ・リファレンスのデリファレンス ・デバッガーを使ったプログラムのステップ実行 ・名もないスカラー〜無名スカラー リファレンス〜
リファレンスを使った加算プログラム
$age = 14; $refAge = \$age; $deref = $$refAge; ++$$refAge
$$refAgeは$ageのデータを見ているので、++$$refAgeをすると、$ageに1加算される。$derefは$ageのデータを渡しているだけ。なので、$ageは15になり、$derefは14となる。
用語
- リファレンス
- データを指すデータ
- \を使うとデータを指すデータが手に入る
- $xのリファレンスは\$xで手に入る
- デバック文字列
- リファレンス変数をprintすると得られる文字列
- SCALAR(0x1824408c)
- リファレンス変数をprintすると得られる文字列
- デリファレンス
- リファレンスが指すデータを調べること
- $$で調べることができる
- $xのリファレンス変数$ref_xを$$で、デリファレンスすると$xのデータが手に入る
- リファレント
- リファレンスが指し示すデータのこと
- 無名スカラーリファレンス
Perlデバッカーを使うには#! /bin/perlの次に-dをつけるとデバッカーが起動する。#! /bin/perl -dのようにする。 sでステップ実行、xで式を評価、qでデバック終了
ref関数。Perlは「ある変数がリファレンスかどうか」を知っている。それを調べる関数。リファレント変数$ref_xを調べると、SCALARと文字列が返ってくる。
- 作者: 深沢千尋
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/06/20
- メディア: 大型本
- 購入: 12人 クリック: 195回
- この商品を含むブログ (34件) を見る