FluxBoxをインストしたので、それについてのメモ書き
- 特徴
- インストール
- 日本語化
- 壁紙を変更する
- メニューを変更する
- ログイン後の起動プログラムを決める
- ワークスペースを使って、作業スペースを増やす
特徴
- 軽い(サイズが4M)
- カスタマイズ性が高い
- ワークスペースの切り替えを使うことにより、作業スペースが広くなる(小さいディスプレイで困ってる人におすすめ)
インストール
Debian系のディストリビューションを使ってる方は、以下のコマンドでインストールすることができます。
apt-get install fluxbox
Redhad系のディストリビューションを使ってる人はyumで出来ると思います。
yum install fluxbox
参考 | fluxbox : centosとかfedoraとか組み込みLinuxとかの色々備忘録
インストール後は、ログイン画面に戻って、ウインドマネージャーの選択からFluxboxを選択してください。
簡単な日本語化
デスクトップ上で右クリックをするとメニューが表示されます。Fluxboxでアプリケーションをたちあげたり、見た目を変えるときは右クリックのメニューを使います。やってみるとどうでしょう。見事に文字化けしてますね。文字化けに何種類か対策方法があります。一番簡単な方法は違うStyleに変更してしまうことです。Style→Emergeに変更してみましょう。文字化けがなくなったと思います。
壁紙を変更する
壁紙を変更したい場合はfbsetbgコマンドを使います。画像の置いてあるPathを指定します。そうすればデスクトップの壁紙が変わります。
fbsetbg /home/username/ref_image/background/black.png
メニューを変更する
~/.fluxbox/menuから見ていきましょう。~/.fluxbox/menuはmenuを変更するためのテキストファイルです。その中に記述されている[include]の部分を変更していきます。
[begin] (fluxbox) [include] (/etc/X11/fluxbox/fluxbox-menu) [end]
まず、/etc/X11/fluxbox/fluxbox-menuを~/.fluxbox/cpmenuファイルとしてコピーします。
cp /etc/X11/fluxbox/fluxbox-menu ~/.fluxbox/cpmenu
そして、~/.fluxbox/menuのincludeをcpmenu書き換えます。
[begin] (fluxbox) [include] (~/.fluxbox/cpmenu) [end]
これで準備完了です。あとはcpmenuを編集するとメニューのアプリケーションの部分を変更することが出来ます。fluxboxはブラウザメニューがありません。そのため、ブラウザをメニューから起動出来なく不便です。なので追加してみます。
~/.fluxbox/cpmenuの中身を書き換えていきます。
[submenu] (アプリケーション) {} [submenu] (アクセシビリティ) {} [exec] (Xmag) {xmag} <> [end]
一番上にブラウザを表示させるためにsubmenuとexecを追加します
[submenu] (アプリケーション) {} [submenu] (ブラウザ) {} [exec] (GoogleChrome) {google-chrome} <> [end] [submenu] (アクセシビリティ) {} [exec] (Xmag) {xmag} <> [end]
そうするとこのようにメニュー画面が変更されます。
ログイン後の起動プログラムを決める
~/.fluxbox/startupを編集すれば、起動プログラムを設定することができます。startupファイルの構成は、xmodmap */home/user/..Xmodmapから始まりexec fluboxで終わっています。そして、起動したいプログラムをこの間に書いときます。
Xmodmap "/home/user/.Xmodmap ここに書く exec fluxbox
実際に書いてみる
Xmodmap "/home/user/.Xmodmap nm-applet & gnome-terminal & google-chrome & exec fluxbox
nm-appletはネットワークマネージャーで無線lanなどを使っている人は必要だと思います。
ワークスペースを使って、作業スペースを増やす
ワークスペースとはデスクトップのことです。ワークスペースは4つ用意されています。つまり4つのデスクトップが用意されています。例えば、ワークスペース2に移動したければ、Ctrl+F2押します。ワークスペース4に移動したければ、Ctrl+F4に移動します。このように複数のデスクトップを利用することにより、作業スペースを増やすことができます。
例えば、ワークスペース1で動画を再生しながら、ワークスペース2でプログラミングをするということも可能です。自分の好きなタイミングで動画を見て、飽きたらプログラミングするという使い方もできます。使い方は自由です。
ワークスペースのショートカット
ショートカット | 説明 |
---|---|
Ctrl+F1-F4 | ワークスペースを移動 |
Windowsボタン+F1-F4 | アクティブのウインドウを指定したワークスペースに移動する |